「夜熟睡しない人間は多かれ少なかれ罪を犯している。彼らは何をするのか。夜を現存させているのだ」
アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』
先週、先々週に引き続き3週連続で、あさって、水曜日22日の8:45PMにオンエアーされる、Ust生放送番組「湯山玲子トークTVショウ 8:45PM」の告知でございます。中村うさぎ氏、久住昌之氏に続く第三回目は、若手タブラ奏者として大活躍のU-zhaan氏をお迎えします。
U-zhaanは、レイハラカミ、七尾旅人などをはじめとして、実力派アーティストから引っ張りだこのダブラ演奏家。ザキール・フセインに師事したその素晴らしい演奏とともに、著作の『ムンバイなう』でフル回転している、独特の文体センスで多くの心ある文化系の心をわしづかんだ多彩なお方。
現場の池尻大橋<moscow>では、各地パーティーに出没し、もはや伝説化しているバグースの「ミツオカレー」もお目見えし、「タブラ、インド人、カレー」のトライアングルをぐるぐる回る、混沌のクロストークをご覧頂ければと思います。
さて、今回どっぶり語られるインドという国は、私の中では特別な場所でして、はっきり言って、老後はそっちで暮らすことを冗談でなく考えていたりする国。まあ、大学4年の時、最初の長期ひとり旅(ではなく、故・深浦加奈子と一緒だった)の滞在先だったのですが、もう、最初っから超フィット。ハイ&ローの高低差がもの凄く、毎日が赤塚不二夫の「天才! バカボン」後期のような、爆笑と官能(このへんも語りますぜ)の渦に巻き込まれていたのです。
その、聖俗と濃い日常に、道ばたのチャイ屋台から古典音楽の劇場まで、通奏低音のように流れていたのが、インド音楽。メイン打楽器である「タブラ」は、その時間を運ぶ永遠のエネルギーに満ちており、グルーヴ中のグルーヴ、人間が創り出し、親しんできたビートの中でも特異な魅力を放っています。
もちろん、U-zhaan氏にメインで聴きたいところは、そのあたり。ドラムを一時期真剣に囓った身として、彼はどんな意識調整を行っているのか(いないのか)などの音楽、文化まわりを聴いていく所存。
私、実はそのインド旅行時にタブラを3日間習っていたので、当日はレクチャー&セッションにトライしてみます。(大丈夫なのか???)
↓U-zhaan参考資料
当日の池尻大橋の中継場所<moscow lounge>にも、ぜひ、遊びに来てください!
Ust後、【放課後としてのラウンジパーティー】は、前回同様、夏帆、ウォルター、リックの「21歳の微熱」(ちょっと韓流入ってますな)東京ローカルクルーたちが、ラップで綴る「本日の感想」をはじめとして、SUPERBUTTER DOG のベーシスト TOMOHIKO。元スーパーバタードッグのTOMOHIKO a.k.a. HEAVYLOOPER、なぎなぎ、 Ucocaらが、乱入ラウンジ(湯山もドラムを叩いたりする)。6月の夜をよりしっとりと湿らせていきます。
インテリア的にも大注目の面白いスポットですので、デザイン関係の方々はロケハンがてらに是非是非、おいでください。
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公開Ustream番組「湯山玲子トークTVショウ 8:45PM」
日時:6月22日(水) 20:00開場、20:45スタート
料金:2000円(学割1000円)
場所:moscow lounge
【山手通りを中目黒→池尻大橋を右側北上。目黒川を渡ったところの角のビル】
東京都目黒区青葉台3-18-10 Casa 青葉台B1
ホステス:湯山玲子
ゲスト:U-zhaan
カバーガール:Noemi
ホスト:Ayumu
テーマ音楽/選曲:ゲイリー芦屋
カレー:バグース伝説の「ミツオカレー」
●Ustの放課後としてのラウンジパーティー(Ust終了後)
夏帆、ウォルター、リック、なぎなぎ、TOMOHIKO a.k.a. HEAVYLOOPER、Ucocaのベーシスト TOMOHIKO。元スーパーバタードッグのTOMOHIKO a.k.a. HEAVYLOOPER、なぎなぎ、 Ucoca
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