著述家・プロデューサーとしてマルチに活動する湯山玲子の、
「美人寿司」、「爆クラ」、「OJOU」以外の主要なお仕事履歴をまとめています。
(随時更新中)
MOOKS
ぴあfashion dream(上・下巻)
1991年7月 ぴあ株式会社
編集長
NHKスペシャル『ファッションドリーム』とのメディアミックス出版。ダニ族のペニスケースに取材し、「ヒトはなぜ装うのか?」という大命題を、歴史、ストリートファッション、産業、キモノ、デザイナーなど多面的な切り口で展開。荒俣宏、鷲田清一、みうらじゅん、黒木香、三宅一成、安井かずみなどが、執筆、インタビューイーとして参加している。
映画パンフレット
編集/クリエイティヴ・ディレクション
岩井俊二監督作品
1996年 『スワロウテイル』
1998年 『四月物語』
※ダンボールケースに、映画のモチーフのひとつ、国木田独歩『武蔵野』を収録した5冊の冊子が入っている画期的なパンフ。
2001年 『リリイ・シュシュのすべて』
2004年 『花とアリス』
2016年 『リップヴァンウィンクルの花嫁』
雑誌
SWITCH
(株)スイッチ・パブリッシング
コントリビュート・エディターとしてタイトル特集を総括編集
1995年 3月 『イギリスその大いなる編集癖』
「世界に在る面白いモノ」を、再パッケージして世界に広める、イギリスのポップカルチャーの真相を追究。マルコム・マクラレン、アレクサンダー・マックウィーン、ヨーガン・テラー、ジェイミー・リード、ジェファーソン・ハック。
1995年 4月 『異人たちの選択』
ヒッピー、ポスト・セカンドサマーオブラブを経て、バリ島に楽園を求めて移住し、夢を実現させた外国人たちの自分発見の旅。
1996年 6月 『アムステルダムという生き方』
人間の権利、自由を、歴史的な寛容の精神のもとで認め、それを制度化し実現してきた、民主主義の極北地、アムス。性、ドラッグ、葬儀などの慣習、居住など、それぞれのアムス人たちの言葉を通し、都市をあぶり出していく。本誌をきっかけにアムステルダムは注目されるようになり、特集内でこの地のLGBTほかの性に関する取材をした、橋口亮輔監督は、この体験を元に、『ハッシュ!』を創った。
1997年 11月 特集:バート・バカラック
湯山玲子が小学生時分から敬愛しつづけている、大作曲家のロングインタビュー(インタビュアーに、ビル・ディメインを起用)を軸に、バカラックサウンドのビジュアライズとして、大森克己のフォトストーリーを掲載。
2003年 4月 『反骨ロスアンジェルス』
カバーインタビューは、オダギリジョー。マイケル・ムーアのロングインタビューを中心に、リベラルマスコミ人、ホームレス問題、オルタナティヴ書店そして、サーフ、ラテンなどの、他民族が集う、西海岸カルチャーを紹介。
LOVE PA!
(株)シンコーミュージック
1999年~2002年
編集長
99年にニューヨークでジュニア・ヴァスケスのDJブレイでクラブ/DJミュージックにハマった湯山玲子がローンチした、クラブカルチャー雑誌。世界のクラブ取材を頻繁に行い、オンタイムの空気感を伝えた。取材先は、ニューヨーク、マイアミ、イビサ、バルセロナ、ロンドン、シェフィールド、北京、上海、シンがボール、アヤナパ、ベルリン等。
イベント
野宮真貴リサイタルvol.1~vol.3
元ピチカートファイヴの歌手、野宮真貴のための、シアトリカルなリサイタルを総プロデュース。湯山玲子プロデュースの元、(有)ホウ71にて、企画制作、広告等を行った。
野宮真貴リサイタル Vol.1『JOY』
2007年3月17日
青山・スパイラルホール
出演:野宮真貴
客演:菊池成孔
構成・演出・美術:林巻子(ロマンチカ)
音楽監督:リチャード・キャメロン
衣装:masse mensch JOY・高橋正明/内山奈津子
野宮真貴リサイタル Vol.2『エレガンス中毒』
2008年4月3日~6日
青山・スパイラルホール
出演:野宮真貴
構成・演出・美術:林巻子(ロマンチカ)
音楽監督:菊池成孔
衣装:岩谷俊和(DRESS CAMP)
野宮真貴リサイタル Vol.3『Beautiful People』
2009年9月22日
恵比寿・ザ・ガーデンホール
出演・衣装プラン:野宮真貴
構成・演出・美術:林巻子(ロマンチカ)
音楽監督・演奏:キクチモモコ(菊地成孔+momokomotion)
音楽監督:菊池成孔
衣装:丸山敬太(ケイタマルヤマ トウキョウ パリス)
テレビ番組
『メンズ温泉』
2015年7月10日~25日
BSジャパン
DVD『メンズ温泉 完全版』
写真集:ぴあ
ブレーン・審査委員長:湯山玲子
テレビ東京の五箇公貴ブロデューサーと湯山玲子がブレストという飲み会を行っていたときに発案された「女性のためのハイセンスなオカズ番組」は、オーディションで選ばれた5人の男子が日本全国の温泉地を訪れる、異色のバラエティ番組として現実化。コンビニバイトから格闘家、美男俳優まで、女子の妄想に耐えうる5人のメンズたちの、肉体と個性が湯煙に舞う。ちなみに、タイトルバックなどはブレイク前のサチモスの楽曲が使われている。
映画
『ビッチ』
監督:祖父江里奈
脚本:湯山玲子/北原ゆき
出演:椿鬼奴、秋山竜次(ロバート)、岩井志麻子、上野千鶴子、瀬戸内寂聴ほか
第5回沖縄国際映画祭コンペティション「Laugh部門」で上映。湯山玲子著『ビッチの触り方』を原案に、現代日本に生きる女性たちの性に対する赤裸々な本音と実情をレポートするドキュメンタリー。