このところ、行ってもVIP席の挨拶とお話系ばっかりだったクラブ活動。これじゃいかん! ということで、日藝の私のクラスにもゲストで現場の話をビビッドに語ってくれたスギウラムのリリースパーティーに行ってきましたよ。airまで。ひとりクラブのはずが、日藝写真部のみなさん四人とうかがう羽目に。渋谷のモアイ像の前で待ち合わせしたら、いつもはラフな軍パンとか履いている子たちが風采のあがらぬリクルートスーツがぼーっと立っているではないか。なんでも、先輩の結婚式に出た帰り、という。こりゃ、どう見ても遊び人の女社長のおつきあいをする、UFJ銀行の担当者って感じですな。
スギウラム、さすがにマンチェスター系のバンド出身なだけに、ロックテイストのミックスが続く。バーミンガムあたりのデカ箱パーティーの熱気。クライマックスのひとつは4時前後の船の汽笛とサッカー場の大歓声のSEがフルボリュームで引き延ばされ、セブンスコードの官能的なリフのループが上昇気流のごとくフロアを浮上させたそのとてつもない高揚感。こりゃ、どうやって次を展開させるのかな、と、思っていたら、予想に反して、今度はセブンスの響きは変わらず、地上っぽい泣きのロック、というリアリティ−に見事納めましたね。お見事! ただし、何を言えば長時間プレイの醍醐味であるストーリー性がなく、どこを切っても金太郎的プラトーが続くこと、かな。でも、ほとんどクラブ初心者のUFJいや違った日藝写真部は全員、心底、愉しんでいました。ロックテイストのせいかフロアは男組な感じ。スギウラムは美男子なのにね。
体調よかったので、近くのアマランスにはしご。 うってかわって岩村学君のイタリアーンかつちょい悪オヤジの選曲に酔う。フィギュアの荒川静香が踊った「トゥ−ランドッド」は昔から好きな曲だが、岩村先生の”明け方オペラ”とともに、レジーヌ・ママとペアでガンガン、バレエを踊ってしまいました。
結論。やっぱり、音楽と夜遊びはいいわ!
浴びるように音楽を身にまとって、エネルギー再チャージした私だった。
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