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執筆者の写真湯山玲子

ワールドカップ決勝戦、だった……

 というわけで、決勝戦ですが、イタリアが勝ちましたぜ。

 にわかサッカーファンですが、さすがにあれだけ試合を観ると、ツカミが見えて来るというものだ。

 今の時代にサッカーが受けるというのはすごーくわかる気がする。野球みたいに自分の持ち場と技を精進して極める、というのではなく、さっきまで守備をしていた気持ちを、ばっと攻撃に切り替えるというフレキシビリティーはとっても、私たちの生活や仕事のリアルなメンタリティーと近いと思うんですよ。また、私自身そういう気概の強さとスタミナに凄く憧れるところがある。ほら、専門職ってそのスキルと精度に没頭して、年取るとどんどん、身体と頭を動かずに権威的になっていきますからねー。

 ジタンが先ほど、相手に頭突きを食らわせ、レッドカード退場になって、それゆえ、フランスが負けたという感じですが、それすら、あんまり汚点と思わないんですよね。ああ、これが人間なんだ、という文学的な感動すらある、という。

 そして、日本はどうよ。という話にもなりますが、やっぱりこのスポーツの場合、

 身体的にムリ、とどうしても思ってしまうんですね。

 イビサで泡だらけになって一晩中踊りまくり、濡れた身体をものともせず、意外と寒い早朝にバイクのタンデムで帰っていく、鬼のような体力の白人男女を肌で体験しているだけに・・・・。やっぱり、ハンディ制、ですかね。

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